BOMBA ESTÉREO

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BOMBA ESTÉREO

Bomba Estéreo(ボンバ・エステレオ)は、コロンビア出身のバンドで、カリブの音楽とエレクトロニック・ミュージックを融合させた独自のサウンドで知られています。バンドを率いるのは、サンタ・マルタ出身のシンガーでありアーティスト、ソングライターでもあるリ・サウメット。彼女の歌詞と表現力によって、ラテンアメリカ音楽に新しいスタイルを築き上げてきました。バンドの核となっているのは、カリブの風土――色彩、果物、音、そして文化。それらが作品全体を通して息づいており、ラテンアメリカ全体に響いています。

2010年に「Fuego」のヒットでブレイクして以来、Bomba Estéreoは世界のオルタナティブ・ミュージックシーンで確固たる地位を築いてきました。ラテン・グラミー賞にノミネートされた『Elegancia Tropical』(2013年)や、グラミー賞にノミネートされた『Amanecer』(2015年)などの作品を通じて、世界中にその名を広めました。特に『Amanecer』に収録された「Soy Yo」や「To My Love」は、国境を超えて多くの人々に愛されるアンセムとなり、総ストリーミング数は数億回を超えています。

これまでに世界中で1,000回以上のライブを行っており、CoachellaやLollapaloozaといった世界的なフェスティバルのステージにも登場。ニューヨークから東京まで、各地のライブ会場を満員にしています。

2021年にリリースされたアルバム『Deja』は、ニューヨーク・タイムズ紙によって「その年のベストアルバム」に選ばれ、グラミー賞にも複数ノミネート。近年では、マヌ・チャオやネリー・ファータドとのコラボも注目されましたが、何より大きな転機となったのは、2022年にBad Bunnyと共作した「Ojitos Lindos」。この曲はSpotifyのグローバルチャートで3週連続2位を記録し、世界的なヒットとなりました。現在では、ストリーミング総再生回数が30億回を超えています。

Bad Bunny、マヌ・チャオ、Arcade Fire、Sofi Tukker、Rawayana(ASTROPICALプロジェクトで共演)など、数々のアーティストとのコラボを重ねながら、Bomba Estéreoは20年以上にわたって進化を続けてきました。そして今も、世界各地で熱狂的なライブを展開し続けています。