ZEDD

【SUMMER SONIC 2019 TOKYO LIVE Report 】
8/18 (SUN) 18:00〜 MARINE STAGE
 

スタジアムが揺れた!EDM界の貴公子がサマソニに帰還

 
2015年、初の本格的なDJアクトとしてMARINE STAGEの舞台に立ったゼッド。これまでロック中心だったサマソニのメインステージにEDMアーティストが登場したことに対し、当時は驚きの声も聞かれたが、圧巻のパフォーマンスでその年の「ベストアクト」と称されるほどの盛り上がりをみせた。翌年以降、カルヴィン・ハリスやマシュメロといったアーティストが続々とMARINE STAGEに出演するようになったのも、間違いなくゼッドがみせたあの事件的なアクトのおかげだろう。
 
そんな「EDM界の貴公子」が4年ぶりにMARINE STAGEの舞台にカムバック。宇宙をモチーフにした壮大な映像が流れると、ステージに用意された巨大な円形セットの中心にゼッドが登場。彼の名を一躍有名にした楽曲「Spectrum」からライブはスタートした。いきなりのキラーチューンに、会場からは悲鳴にも似た歓声が上がり、会場全体でのジャンプでMARINE STAGE全体が大きく揺れた。その後も間髪入れずヒット曲をプレイするゼッド。大合唱に包まれた「Beautiful Now」、会場中が両手を左右に振るアクションで一体となった「Stay」、マジック!のチルナンバー「Rude」のリミックスなど、緩急をつけたナンバーで会場を自由自在に操っていく。誰もが知るヒット・ソングの連発に、オーディエンスの歓声とジャンプは止むことがない。「I Want You To Know」のドロップ前には「両手を上げて!!!」とノリノリで煽るなど、サマソニ東京の盛り上がりにゼッド本人も上機嫌な様子。自らのスマホをオーディエンスに向けて撮影するシーンも見られた。
 
ライブの盛り上がりと共に、映像演出も徐々に派手になっていく。ゼッドを囲んでいた巨大な円形セットは、周囲の映像と同期しながら回転。激しいスモークとレーザービームの応酬は、さながらテーマパークのアトラクションのようだ。終盤、ラストスパートと言わんばかりに「Break Free」「The Middle」「Stay The Night」と、自身のヒットナンバーを連続してプレイすると、スタジアムのボルテージは最高潮に。ラストの「Clarity」では、シンガロングと大ジャンプが繰り返され、会場は文字通りの「大揺れ」状態だ。クライマックス直前では「スマートフォンを掲げてくれ!!」の掛け声と共に、MARINE STAGE全体に無数の光が灯る。美しくも幻想的な風景に包まれる中、約1時間のパーティーは大団円を迎えた。

 
●Set List

Spectrum
Find You
Bad Company
Thunderstruck
Starving
The Time
I Want You To Know
Addicted To A Memory
Rude
Beautiful Now
Stay
Lost In Japan
Happy Now
Break Free
The Middle
Stay The Night
Clarity
 

(Text by Takamasa Yamashita)