RED HOT CHILI PEPPERS

【SUMMER SONIC 2019 TOKYO LIVE Report 】
8/17 (SAT) 19:45〜 MARINE STAGE
 

「今なお進化を続ける、世界最強のライヴ・バンド」

 

前売り時点で完全ソールド・アウトを記録したサマソニ東京の2日目。アリーナ、スタンド共にぎっしりと観客で埋め尽くされたMARINE STAGEを見て、改めてレッド・ホット・チリ・ペッパーズの人気を実感した。ほぼ定刻通りに暗転すると、場内からは凄まじい拍手と歓声が。フリー(ベース)、チャド・スミス(ドラムス)、そしてジョシュ・クリングホッファー(ギター)の3人が順番に現れると、ライブでは定番となったジャム・セッションからライヴはスタート。フリーが弾くメロウなベースラインに合わせて、叙情的なギターのメロディが乗せられると、チャドの流れるようなドラミングに合わせゆっくりと激しく展開していく。
 

グルーヴィーなセッションから「Can’t Stop」のイントロに突入すると、再び大歓声が沸き起こる中いよいよフロントマンのアンソニー・キーディスが登場! オープニングから場内はこの日一番といって良いほど大きな歓声に包まれた。フロントを務める3人の中でも、フリーはステージサイドのスピーカーに飛び乗るなど特にアグレッシヴなパフォーマンスを見せ、「グッドモーニング!」と異様にハイテンションな挨拶をしていたが、ヒョウ柄(?)のヘアスタイルも強烈なインパクトだ。その後に披露された「Scar Tissue」では、自然と身体が横に揺れてしまうような、レイドバックしたサウンドがMARINE STAGEを包み込む。
 

中盤以降も「Otherside」「Hey」といったミドルテンポに、サビの大合唱になだれ込んだ「Dani California」、「これぞレッチリ!」とも言えるダンサブルなナンバー「I Like Dirt」「Go Robot」など、まるでキャリアを総括するかのように各アルバムからの人気ナンバーを連発。感動的な「Californication」を演奏し終えると、フリーとアンソニーはスタジアム後方を指差し「花火だ! 花火が見えるぞ!」と急遽セッションを始めていたが、そんな変わらぬ悪ガキっぷりも愛おしい。フリーの歪んだベースソロで火蓋を切る「Around The World」でスタジアムを熱狂に包んだ後、名曲「Under The Bridge」の印象的なギター・リフが響き渡ると、スタジアムはオーディエンスが掲げるライトで美しく彩られた。
 

アンコールでは、ジョシュがピアノを披露するオルタナティヴなナンバー「Dreams Of A Samurai」で最新型のレッチリを見せつけると、ファンにとってはお馴染みのアンセム「Give It Away」で会場全体が一丸となりジャンプ&シンガロング! サマソニ20周年のトリにふさわしい、今なお進化を続けるライブ強者ぶりを見せつけてくれた。すべてを終え「アリガトウゴザイマース!!!!」とシャウトしたアンソニーと、観客に向けて愛の言葉を伝え続けるフリー。オーディエンスからは鳴り止まない拍手が送られる中、いつしかスタジアム上空には美しい花火が上がり、2日目のMARINE STAGEは幕を閉じた。
 

Set List
Intro (Jam Session)
Can’t Stop
Scar Tissue
Dark Necessities
Otherside
Hey
Dani California
フリー 弾き語り
I Like Dirt
Go Robot
Californication
Around The World
Under The Bridge
By The Way
 

en.
Dreams Of A Samurai
Give It Away

 
(Text by Takamasa Yamashita)