SONIC REVIEW vol.1 『最高の夏へ』

サマーソニック2017の開催まで早くも3カ月を切り、チケット一般発売を目前に控えて今年のサマソニ(ソニックマニア、ホステス・クラブ・オールナイター)の全貌が徐々に見え始めている。ここでそんなサマソーソニック2017の現時点での傾向と見どころを、まとめてみることにしよう。

今年の傾向としてまず上げられるのは、日ごとの各ステージによってラインナップのカラーがはっきり別れていることだ。
東京会場を例にチェックしてみると、メイン・ステージであるMARINE STAGEは、19日(土)がダンス、ヒップホップ、ポップ・ロックといくつかの要素が混ざったバラエティ豊かなステージ、そして20日が終日ロックで熱く燃えるステージになっている。

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土曜日のMARINE STAGEの目玉は何といってもカルヴィン・ハリス!2010年、2012年と過去2回サマソニに出演している彼だが、メイン・ステージのしかもヘッドライナーはもちろん初。2010年代にサマソニが着々と積み重ねてきたEDMアクトの集大成にして真打ちと呼ぶべき、凱旋のステージなのだ。世界最強DJカルヴィンの本来のスケール感が、スタジアムを埋める最大4万人のパーティーとしていよいよ日本で実現されることになる。ブラック・アイド・ピーズ、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー他、一日を通して世界のポップ・ミュージック・シーンの超メジャーのリアリティを感じられる日になるのは間違いない。
一方の日曜日は、ヘッドライナーのフー・ファイターズからロイヤル・ブラッドやザ・ストラッツといった若手に至るまで、終日完全無敵のロック・ステージ!ここまでロックに全振りしたMARINE STAGEも久々ではないか。両日のMARINEにUVERworld、MAN WITH A MISSIONと日本を代表するロック・アクトがエントリーしているのも注目だ。

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サマソニの屋内最大ステージとなるMOUNTAIN STAGE、東京の土曜日は最新作『フォー・クライング・アウト・ラウド』が5作連続全英NO.1となり、ノリに乗っているカサビアンが堂々のヘッドライナーを務める。カサビアンは金曜深夜のソニックマニアと土曜のMOUNTAINの両方でメインを張るという八面六臂の大活躍!一方の日曜日はEDMの最終兵器、アクスウェル Λ イングロッソが登場!カルヴィン・ハリスとは別日になるのでバッティングの心配もない。土曜日がロック、オルタナ系アクトのステージ、日曜日がダンス、ポップ系のステージとなっているのが今年のMOUNTAINだ。

なお、毎年フレッシュなニューカマーが続々エントリーし、発見と目撃の場となるサマソニだが、今年もクングス、デクラン・マッケンナ、ケラーニ他、MOUNTAIN、SONIC、BEACH STAGEなどを中心に、2017年夏に絶対出会っておくべき注目の若手が.点在している。

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SONIC STAGEと言えば、東京の日曜日が圧巻のパンク・デーとなっているのも見逃せないだろう。しかもSUM41、グッド・シャーロット、ペニーワイズ、ニュー・ファウンド・グローリーと、10年、20年のキャリアと人気を誇る重量級のアクトが勢揃い。2000年の初年度から常にパンク勢を積極的にブッキングしてきたサマソニならではのステージだと言えるだろう。

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サマソニ東京会場は、18日(金)夜のソニックマニアから始まる。しかもカサビアンといよいよソロ始動のリアム・ギャラガーが同じステージに立つという熱すぎる展開は、サマソニ本体のウォーミングアップとはとても言えない、いきなりのトップギアで始まるのが今年のソニックマニアなのだ。この他にも深夜のジャスティスが楽しくないわけがない!のに加え、オービタルと電気グルーヴという日英のテクノ・レジェンドが並び立つのも完璧だろう。
東京会場の深夜のパーティーと言えば土曜夜のホステス・クラブ・オールナイターも外せない。ソニックマニアがアッパー系のパーティーだとしたら、こちらはディープでトリッピーな一夜になることは間違いない。モグワイ、ライドという轟音のスペクタクルが約束された二大巨頭に加え、シューゲイザー、アンビエント・サウンドを受け継ぐホラーズ、新星シガレッツ・アフター・セックスと脇を固めるメンツも抜かりない。

こうしてざっくりチェックしてみただけでも、各ステージの充実がお分かりいただけるのではないだろうか。でもこれはまだほんのプレビュー、開催当日に向けてここからガンガン今年のサマソニを掘り下げていきます。サマーソニック2017へのカウントダウンはすでに始まっている。今からあなたのサマソニを、最高の夏のシミュレーションを開始すべし!
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