SONIC REVIEW vol.8 『8月20日(東京)MARINE, MOUNTAIN, SONIC』

ゴールデンウィークが明けると同時に待望のステージ分けが発表となり、今週末28日(土)にいよいよチケットの一般発売がスタートするサマーソニック。
ステージ分けの発表と共に、8月の本番に向けてより具体的な今年のサマソニのイメージが湧いてきたんじゃないかと思うが、ここではMARINE、MOUNTAIN、SONICの3ステージを中心に、今年の日別&ステージ別の傾向と対策をシミュレートしてみることにしよう。まずは東京会場の8月20日(土)から!

東京・8月20日(土)

MARINE STAGE

今年の土曜のスタジアムは、何と言ってもサマソニ初出演にしてヘッドライナーを務めるアンダーワールドが最注目のアクト。そんなアンダーワールドとの相性もあってか、レディオヘッドがヘッドライナーを務める日曜のスタジアムと比較すると、この日はストレートなギター系よりもダンス、エレクトロ、ポップ色が強いのが特徴だ。アンダーワールドと今まさに最旬のEDMの貴公子アレッソが同一ステージに立つことで、新旧ダンス&エレクトロの25年の歴史がバトン・リレーされるのも感慨深い。

Underworld – If Rah
Alesso – Cool ft. Roy English

ポップ系としては、ビヨンセからレディー・ガガまで出演して来たサマソニならではのゴージャス・ディーヴァ、ファーギーが満を持してのオン・ステージ!また注目のポップ・ロック・アクト「R5」もサマソニ初参戦、灼熱の日中スタジアムでの初々しい熱演に期待したい。

Fergie – Fergalicious
R5 – All Night (Official Video)

むしろ土曜のMARINEはウィーザーが希少なギター・ロック系として唯一のエントリーになっているが、サーフ・ロックな傑作新作『ホワイト・アルバム(通称)』を引っさげての彼らのステージは野外が絶対条件、眩しい陽光の下で爆音轟かせるしかないでしょう!!

Weezer – King Of The World

また今年も数多く邦楽勢がエントリーしているサマソニだが、スタジアム組は星野源やゲスの極み乙女。から水曜日のカンパネラまで、実力&人気共にハイレベルなさすがの面子が揃っている。

MOUNTAIN STAGE

東京土曜のMOUNTAIN STAGEは、オフスプリングとパニック!アット・ザ・ディスコの揃い踏みで、恐らく今年のサマソニのパンクの震源地になるだろうステージ。久々のサマソニ帰還となるオフスプリングは、満を持してのインドア・ヘッドライナーだ。

The Offspring – “Come Out And Play”
Panic! At the Disco Performs ‘Victorious’

キャパ2万の巨大屋内ステージであるMOUNTAINには、毎年「チャレンジ枠」的な初来日の新人がいくつかブッキングされるが、今年そのポテンシャルが試されるのがUKで今年のブレイクが確実視されているヒップホップ・パンク新星ラット・ボーイと、クイーンの再来?!なグラマラスな音とヴィジュアルで話題のザ・ストラッツ。大舞台にどこまで食らいつけるか?!

RAT BOY – SIGN ON
The Struts – Could Have Been Me

他にもこの日の異色のブッキングと言えるかもしれないアカペラ・ネオエイジ、ペンタトニックスや、男性SSWブームの次なる伏兵と称される注目のチャーリー・ブースもこのステージだ。5年ぶりの新作『ミラージュ』と共に久々に戻ってくるデジタリズムはもはや盤石のエントリー。

Charlie Puth – Marvin Gaye ft. Meghan Trainor [Official Video]

SONIC STAGE

毎年、最もユニークなステージの個性が示されるのがこのSONIC STAGEだ。今年の東京土曜のテーマはずばり、ハードコア&ヘヴィ・ロック!今年、奇跡の再結成を果たしたアット・ザ・ドライヴインを筆頭に、すでにUKメタルの大御所感すら漂ってきたブレッド・フォー・マイ・ヴァレンタイン、エモコア・シーンで根強い人気を誇るビリー・タレント、そして日本が誇るcoldrainなんとも濃厚なラインナップが勢揃いしている。
ポップ・パンク系のトゥナイト・アライヴ、ポスト・パラモアを狙うパリスと、若手がこのディープなムードの中でどこまで健闘できるかも要注目だ。

At The Drive-In – “One Armed Scissor”
Bullet For My Valentine – Venom