FROM SUMMER SONIC

2003年の奇跡に立ち会った人は今でも鮮明に覚えているでしょう。長い間封印をしてきた「Creep」を彼らが演奏をした瞬間に、マリンスタジアムは地鳴りのような歓声で覆われ、全身に鳥肌がたったあの時の感動を。決して大げさではなく皆が泣きながら、または笑顔を見せながら大合唱をしているその光景は、過去16年のサマーソニック史上で最も美しいシーンでした。その場に遭遇出来なかった国内外のファンも後日その映像を見て、ここにいたら生涯のベストライブに出会えたのにと今でも賞賛が語り継がれているのです。あれから13年、遂にRADIOHEADがサマーソニックのヘッドライナーとして東京と大阪に帰ってきます。現在彼らが出演を決めているフェスは世界でも数本だけ。伝説は塗り替えられるのか、とにかくこの夏は凄いことになりそうです。

そしてフジロックで2度もメインステージのヘッドライナーを飾ったUNDERWORLDは、新作を携えての初出演になります。真夏の夜にあの心地よいテクノビーツに酔いしれながら踊り狂えるのでしょうか。エレクトロミュージックのみならず、アートにも影響を与えて来た先駆者が今のEDM中心のダンスシーンにぶちかまします。現時点で日本からの唯一の発表は昨年のヨーロッパツアーが絶賛で迎えられ、常に変化と進化を止めないサカナクション。日本のロックシーンのみならず世界に向かうであろうこのクリエイティブなバンドは、RADIOHEAD、UNDERWORLDと並べられる宝であり相性もバッチリでしょう。今からワクワクして来ます。
サマーソニックには必要なポップがないと思っている人も安心して下さい、FERGIEが入っていますよ。ソロ作もリリースが控え、BEPの活動再開も噂される中での嬉しい初出演は、07年に花火と共にサマソニを締めたBEPの「Let’s Get It Started」の感動が蘇ります。これは新人のCHARLIE PUTHとELLE KINGと共に今後のポップアクトの追加も期待出来る流れがまだまだありそうです。サマソニにおなじみのTDCMやTHE 1975がどのステージにラインナップされるのか、久しぶりのWEEZERとしての出演も嬉しいリヴァースの発言にも期待です。

今回発表の11アクトでも世界が羨むラインナップが揃った2016年のサマーソニック。
この後も皆さんの期待を上回る追加をどんどん狙っていきます。一緒に今までで一番最高の夏を作りましょう。

クリエイティブマン 清水直樹