楽しそうに見えればいい。

今回のライブペインティングでどんなことをやるか、もう決まってます?

No Plan! まだどのタッチにするかも決めてないです。


プロが実際に描くのを見て、準備段階での枠の線塗りが丁寧なことに驚いてるお客さんもいましたが、お客さんには、どういった点に注目してほしいですか?

僕たちが絵を描く過程を楽しんでください。一生懸命描きますが、それが楽しそうに見えればいいなと。最終的には自分の納得のいく作品に仕上げて、それを見てもらう。


人に見られながら描くのは、どんな感じですか?

描いている過程でも、仕上がった作品でも、見てるお客さんに共感してもらえると嬉しいです。単純に嬉しい。


人前で描くことが好きなんですね?

得意ではない(笑)。だって、見られながら描くとカタくなるから。


得意じゃないのに人前で描くのはなぜ?

これは他の仕事でも同じことが言えるんですけど、はっきりしたゴールが決まっていない違和感のある状況でも、その状況に合ったやり方を見つけたり、頭をひねりながら作品を仕上げるのが好きなんです。


ライブペイントという状況に合ったやり方は、どんなやり方ですか?

ソニッカートの場合、アーティストよりも仕事の場で活躍するイラストレーターやデザイナーが多いので、大画面で普段通りの作業を行うのが案外面白いかなと思いました。ネタバラし的で。


ほかのクリエーターがどんな作品を創るか気になりますか?

楽しみにしてます。びっくりしたり、嫉妬したりしたい。相手の出方に応じて「じゃあ僕はこんな絵にする」と対抗したい。それで意外な方向に行ってしまうことがあるかもしれないけれど、それも楽しい。

年上のクリエイターを怖がらなくていい。

ライブペンティングの会場には、イラストレーターやデザイナーなどのクリエイティブな仕事に就こうと思っている方も多く訪れます。そんな彼らを勇気づける一言をお願いします。

年上のクリエイターを怖がらなくていい。「若いほうが感覚は鋭い」くらいの強い気持ちをもったほうがいいと思いますね。


そういった若者が鋭い感性さえもっていたらライブペイントに参加してもうまく描くことはできますか?

もちろん感性は大事。でも日々の鍛錬の方が大事です。スポーツ選手が練習をサボったら勝てませんよね。普段から描いていないとうまくはならないですよ。


若い人の中には、自分の作品を人に見せるのが恥ずかしいという人がけっこういるようですが?

絵を描くことは、人に見せることで完結するんだと思います。照れる必要はありません。


最後の質問です。師岡さんは絵を描き続けますか?

好きで始めた人は描くこと自体はやめないと思います。描くことの答えは仕事だけではないですからね。


ありがとうございました。