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CSS

騒げるパーティ・ミュージックはCSSにおまかせ!

 騒ぎまくりたいなら、ブラジル生まれのバンド、CSSのステージが最高だ。何しろ結成の動機は「パーティ・ミュージックが大好きで、パーティで自分たちも演奏したかったから」。ただ、ファッション業界やアート業界で働く女友達が集まって結成したものの、当時はほとんどが楽器演奏の初心者だったという。しかし、唯一音楽業界で働いていた男性のアドリアーノがスタジオを持っていて、そこに集まるうちに音楽スタイルがまとまりはじめる。そして、ノリの良さから次第にクラブやブログでの盛り上がりが噂を呼び、04年にはCDデビュー前なのに、ブラジル最大のフェスティバルでプライマル・スクリームと同じステージに登場してしまうほどに急成長。その後はM.I.A.やボンヂ・ド・ホレを育てたディプロと海外ツアーをし、一躍ブレイク。日本でもカサビアンのオープニング・アクトを務めたのをはじめ、フェスや単独公演も成功させている。

 デビュー・アルバム『カンセイ・ジ・セール・セクシー』では、実際にパリス・ヒルトンに出会ったことをネタにした曲「ミーティング・パリス・ヒルトン」が注目を集めたり、iPod touchのCMソングに「ミュージック・イズ・マイ・ホット・ホット・セックス」が起用されるなどして話題に。また、パフォーマンスでは、ヴォーカルのラヴフォックスの全身タイツをはじめとする奇抜な衣装も注目されるようになっていく。

 そして現在は元ザ・クーパー・テンプル・クロースのジョン・ハーパーをサポートドラムとして迎えるなどして、センスだけではなく演奏力もアップ。セカンド・アルバム『ドンキー』も好評だし、日本で企画編集されたアルバム『ドンキーパーティ;バッチ・カベーロ』には未発表曲やCD化されていないリミックス・トラックスに加えて、ブリーダーズのカヴァー「Cannonball」も収録。ライヴでおなじみのL7の「プリテンド・ウィアー・デッド」のカヴァーと合わせて、このあたりの演奏がサマーソニック09でも披露されることも楽しみにしていたい。

 さらに嬉しいのは、東京公演でも大阪公演でもソニックステージでCSSの次に登場するのはラヴフォックスのパートナーであるサイモン・テイラーがいるクラクソンズ。どちらかのライヴでの共演も期待できそう。「CSSはみんなをハッピーにする音楽よ。踊るだけでなく、CSSでみんなも自由な気分になって欲しいわ」とは、以前インタヴューした時のラヴフォックスからのメッセージ。どんな奇想天外なパフォーマンスになるか楽しみだし、騒ぎたいなら超ハッピーなCSSのステージへ急ごう!

(伊藤 なつみ)