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KATY PERRY

昨年の全米パンク・フェスで大人気、フェスの華といえばケイティ

 ケイティ・ペリーはあなどれない。なんといっても、昨夏にアメリカ最大級のパンク・ロックフェスティバル“ワープドツアー”に参戦し、44公演に出演と大活躍。ケイティ自身もギターをガンガン弾きまくり、バックバンドとの息の合った歌や演奏を展開し、これが昨年の大ブレイクの一因にもなったからだ。写真から、単なるポップ・シンガーだと思っていたら、とんでもない。

 もちろん、デビュー曲「キス・ア・ガール」が歌の内容からセンセーションを巻き起こしたこともある。けれど、新人ながら全米で7週連続、全英で5週連続第1位に輝き、世界16ヶ国でNo.1を飾るほど大ヒットさせたのは見事。2ndシングル「ホット&コール」も世界9ヶ国で第1位を飾るなど、ヒット・チューンを連発している。
デビュー・アルバム『ワン・オブ・ザ・ボーイズ』には、Dr.Luke(ケリー・クラークソン、アヴリル・ラヴィーン)、ブッチ・ウォーカー(P!NK、フォール・アウト・ボーイ、アヴリル・ラヴィーン)、グレッグ・ウェルズ(MIKA)といった人気プロデューサーが参加し、ヒット性の高い曲ばかりを満載。彼女自身、ソングライターとしても優秀で、ケリー・クラークソンの最新ヒット「アイ・ドゥ・ノット・フック・アップ」をはじめ、多数手がけている。

 ケイティは既にショウケース・ライヴと単独公演を日本で行っているので、見た人はいるかもしれない。カリフォルニアに生まれ育ち、早くからフレディ・マーキュリー(クイーン)の歌いっぷりに影響されて、シンガーとして活躍することを夢見てきた彼女。エンターテイナーとしての素質は十分にある。巧みなトークや動きで観客を自分の世界に巻き込みながら、会場を一体化させ、終盤に向けて女性シンガーのライヴとは思えないほど盛り上げていく。 

 今年5月末の東京公演もそうだった。マドンナが大絶賛した「ユーアー・ソー・ゲイ」では“ピーナッツ”などのちょっとエッチな話をして、「ウェイキング・アップ・イン・ベガス」ではラス・ヴェガスの話題を交えて観客を笑わせ、「キス・ア・ガール」では歌詞そのままに女性客に迫りつつ、ルージュ型のバルーンまで持ち出して、最後にはお客さんにプレゼント。楽しませる話術に長けていて歌詞同様にウィットに富んでいる上に、オチャメな部分も多くて、とってもキュート。ケイティのステージを見ていると、自然に誰もが笑顔に変わっていくのが実感できて、それも嬉しい。

 「もし、クリスティーナ・アギレラが勝負しようって言ったら、断らないわよ」と話すほど、歌唱力には自信満々。そして“ワープドツアー”がそうだったように、フェスならさらに“エンターテイナー魂”が炸裂するはず。ぜひ、みなさんも一緒に騒ぎまくってください。

(伊藤 なつみ)