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ENTER SHIKARI

3月のPUNKSPINGに続いて、早くも今年2度目の来日を果たすエンター・シカリ。レイヴ、トランス、ハードコア、メタル、とどれかひとつあってもライヴが盛り上がること必至の要素を併せ持つサウンドは、まさにフェスに打ってつけ! そしてサウンドをさらに上回る勢いで、ラウ(Vo)、ローリー(G)、クリス(B&Vo)、ロブ(Ds)の4人のライヴ・パフォーマンスがこれまたすごい。大丈夫かと心配になるくらいのハイテンションで、踊りに来たレイヴ・キッズも暴れに来たメタラーも誰でもおかまいなしに最高に楽しませてくれるのだ。サマソニにはおととし07年に初参戦しているので、その熱いステージングを強烈に覚えている人も多いはず。PUNKSPRINGの来日時にはバンドの調子が完璧ではなかったと話していた彼らだけど、それでもオーディエンスをがっつりまとめあげるパワーは圧倒的だった。そんな彼らが再び本気を出して向かってくるのだから、待ち構えるこちらも気合いが必要!

エンター・シカリのユニークなサウンドはデビュー前からインターネットで広がって注目を集め、さらにイギリス中を周る精力的なライヴ活動で早くから熱いファンベースを築いていった。そして07年3月にファースト・アルバム『テイク・トゥ・ザ・スカイズ』をリリース、UKアルバム・チャートで4位を獲得する快挙を成し遂げた。その後も日本を含む世界各国をツアーしてファンを増やしながら、今年6月にセカンド『コモン・ドレッズ』を発表、時間をかけて磨き上げたサウンドに加え地球温暖化や政治問題をテーマにした歌詞においても大きな成長を見せている。それでもとにかく楽しみたい、楽しませたいという基本は揺るぐことなく、中古のヴァンを自分達で運転してツアーを重ね、いくつものメジャー・レーベルの誘いを断って自ら設立したインディ・レーベルからデビューした彼らのDIY精神は、バンドが大きくなった今でも健在だ。

エンター・シカリが出演する東京3日目のマウンテン・ステージ/大阪初日のスカイ・ステージは、並んでいるバンド名を見ているだけで汗が出そうなくらい、とにかくラインナップが激しく熱い。彼らの次に登場するマキシマム ザ ホルモンとは07年のサマソニで意気投合して、その後イギリス・ツアーを一緒に周ったこともある仲。すでに共通のファンも多いだろうし、フロアが大爆発することは間違いない。ラウドな盛り上がりを求める人はこのステージの前に集合するべし!

(網田有紀子)