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MEW

デンマーク出身、ドリーム・ポップともスペース・ロックとも呼ばれるサウンドを奏でるMEW。03年に『フレンジャーズ』で日本デビューして以来、その世界観に魅了されるファンを着実に増やしている彼らが、03年、05年に続くサマソニ出演で久々に日本に戻ってくる。通算4作目となるアルバム『ミュー・アンド・ザ・グラス・ハンデッド』がリリースされたのが05年秋で、来日公演は同年末の単独ツアー以来だから、今回の来日にはまさに“待望”という言葉がふさわしいのだ。そして8月末にはこれまた待望のニュー・アルバム『No More Stories/Are Told Today/I'm Sorry/They Washed Away//No More Stories/The World Is Grey/I'm Tired/Let's Wash Away』(このタイトルだけでもう興味津々)のリリースが控えていて、ファンにとってとても幸せな夏が約束されている。前回05年のサマソニと同様、新作発表を前にしたタイミングとあって、大好きな曲が聴ける喜びに加えて新しい曲との出会いにも心躍らされる夢心地のステージになりそうだ。

MEWは結成時からヨーナス(Vo)、ボウ(G)、ヨハン(B)、スィラス(Ds)の4人で活動を続けてきたが、06年にヨハンが脱退、今度の新作は3ピースとなって初のアルバムとなる。すでに6月末にキングス・オブ・レオンのドイツ公演のサポートからライヴ活動を始めていて、その後ナイン・インチ・ネイルズ/ジェーンズ・アディクションのヨーロッパ・ツアーのサポートを務め、サマソニの前後には台湾とインドネシアでの公演も発表されている。と、さらっと書いてしまったけれど、NINとMEWの組み合わせ、ここにはかなり注目です。トレント・レズナーはTwitterのコメントでMEWの新作を絶賛していたし、8月に行うと発表されたアメリカでの“今度こそ最後の”ツアーのサポートにもまたMEWを選んでいて、かなりお気に入りのご様子。今回のサマソニでは同じ日の出演だけど、ステージが違って両方を完全に観るには時間がかぶってしまうのが残念……。

そしてこの日MEWを愛するバンドがもうひとついます。マイケミです。今回MEWの新作をプロデュースしたリッチ・コスティ(『フレンジャーズ』も彼の手によるもの)は、マイケミの『スウィート・リベンジ』のミックスや『ウォッチメン』のサントラ収録の“廃墟の街”も手掛けた人物。マイケミのジェラルドはMEWの新作を楽しみにしてると話していたし、この2バンドのカップリングも観たいと思ってしまいます。とにかく幅広い層から愛されるMEW、その魅力をあなたの目で確かめてください!

(網田有紀子)